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秋葉原のフォン・ノイマン

核分裂に関連する勉強をすると、核分裂連鎖反応としての原子爆弾、制御された核分裂としての原子力発電、という分類になる。そこで、原子爆弾の仕組みを知ろうとすると、マンハッタン計画のなかで、神のごときフォン・ノイマンが、implosionの実現のために、九ヶ月間計算に没頭したという記述に遭遇する。秋葉原の犯人がナイフを買いそろえて行く時間と、フォン・ノイマンが計算に没頭する時間が、神の目から見たら、どれだけ違うのかと言う問題だった。

量子力学と相対論が成立してしまう数十年は、人類の歴史の中でも奇跡のような瞬間で、そこで活躍した物理学者たちは文字通り神のごとき全能感を味わったかも知れない。マンハッタン計画に関わった天才科学者・数学者たちの動機がどこにあったにせよ、彼らが引き起こした結果は、「神の怒り」のまねごとのようにも見える。天才たちの奢りが、彼らの無意識の神話的な古層と共鳴している。それはある意味で、憑依と考えてもよいだろう。フォン・ノイマンが天国で休らっているのか、地獄でのたうち回っているのかは、だれにもわからない。
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  1. 2008/06/11(水) 07:31:20|
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