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忙中閑あり・DVDで映画「どろろ」を観る

このところ、中国出張、公的研究予算の審査、期末試験の問題作成と言うことで、ブログ書きを疎かにしてしまう。昨日などは、全くへとへと、ふらふらだった。大型ドラッグストアでタウリン3000と2000とかいうドリンク剤(ユンケルなどの高価なものではなくて、地方の製薬会社で作っている安売り用の製品)、それからタール系色素無使用の入浴剤(檜の香り)等を買う。入浴、昼寝。夜起きて、試験問題作成。

しかし、昨日が返却期限だったので、朝のうちに「どろろ」を観た。色々と問題点は多い。妖怪の表現にばらつきがあり、どちらかというと「怪獣」っぽいところとか。制作・演出に力を入れた妖怪と、見るからに低予算・短時間で演出した妖怪があって、後者にもそれなりの存在感が欲しかった。アニメ、と言うよりも、テレビゲームから逆輸入されたような妖怪で、実際、CGによる妖怪の表現はそういうところに外注しているのではないかと思った。私の乏しいテレビゲーム経験から言っても、城のデザインや妖怪・土屋アンナのアニメ表現などが「鬼武者」に出てくる幻魔城や、「パラサイト・イブ」に出てくる怪物みたいな感じで、新鮮さが乏しかった。一番弱いのは、妖怪退治の旅で、エピソードや説明抜きに妖怪退治の戦闘が連続するのだが、音楽も安っぽいウエスタン調にしてあるのが、全体の流れの中で調和していなかったように思う。むしろ、荘重なオーケストラでも使った方が、安っぽい妖怪の表現とコントラストが出て面白かったのでは無かろうか。

冒頭の「いくさ」のシーンから、黒沢明「乱」を意識した作りだったが、百鬼丸の母親役で原田美枝子が出てくると、映画の空気がどこか凛としたものに変わってしまうのはさすがだった。俳優の中では、弟役の瑛太も存在感があり素晴らしかった。この二人が出てくる終幕は、演出も一番力が入っていて、とても良かった。結末が、原作とは別の形で光が見えてくる展開で、原作を知っている人でもなるほどと思わされるのではないか。この辺は、シナリオも良く練られていると思う。子供には面白いだろうし、したがって私にも面白かった。美術が今ひとつだったのと、村民(集団)の演出の下手なところ、それから琵琶法師役の中村嘉葎雄が最後までしっくり感じられなくて、ミスキャストな点が気になった。

土屋アンナ(蛾の奥方)の手下の女の子妖怪たちが好き。妖怪と言っても、他の妖怪に見られた不条理な怪獣みたいな扱いではなく、手塚原作らしく、この女の子たちのように人間的な表現にした方が心に残る。

続編の予想を書いておくと、黒沢明「隠し砦の三悪人」の姫君と、どろろ・柴咲コウの扱いがおそらく同じで、最後はあでやかなお姫様に変身するのでは無かろうか。そうでないと、或る意味不自然な、柴咲を起用した意味がないと思われる。

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  1. 2007/07/22(日) 09:14:29|
  2. DVD・映画|
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DTM(リアル音源派)入門

師匠がそれこそあっという間に練習用のCDを目の前で作ってしまうのに感心して、私もDTM(デスクトップミュージック)が出来ればと思い、少しずつ機材を集め始めた。と言っても、私はマックユーザーで、デフォルトでGarage BandというDTMソフトがパソコンにインストールされているので、それをいじり始めたのであった。

思い切って最初に買ったのは、ヤマハのUSB mixing studio MW10。これは、パソコンと音源とスピーカーのインターフェースで、ミキサーになっていて、音もいじれる。それから、M-audioのKey station 49e。これは、USB接続のMIDIキーボードで、自分用に買った初めてのキーボード。ただし、スピーカーは付いていないので、セッティングしないと音は聞こえない。この2点で、Garage bandを使って、ステレオ装置から色々な音(いわゆるソフトウエア音源)を出して、面白がったり、色々と出来そうだなと空想したりして、この数ヶ月楽しんでいた。作曲も簡単に出来ることを発見。只、楽典的な知識が身についていないので、勉強しながらだが。暗い気持ちの時は作曲しても本当に暗い曲になるのが面白い。まだ人に聞かせられるようなものではありませんが。キーボードで作曲は、一本指奏法で、その限界が音楽にも出てしまうので、やはり、サックスの生音で行きたくなってくる。

そこで、ついにこの週末、思い切ってShureのSM58というマイクロフォンを手に入れ、昨日サックスの録音をしてみた。MW10のレヴェル調整つまみがいくつかあって、それらのセッティングが適切ではなかったが、ともかく、演奏・録音してみることが出来た。偶然だが、2本のトラックで録音したもの(left alone!)と、ループ音源のオルガン、ドラムを組み合わせてみたものが最後に出来上がっていた。テナーサックス2管、ドラム1式、ジャズオルガン1台の構成による演奏。(近所迷惑を考え、サックスの音出しは夜七時で自主的に終了した)。これが、音楽的にはどうか知らないが(でたらめに決まってる!)、自分としては面白く、リアル音源を使った最初の「作」になった。これははまりそうだ。自分的には、コード進行を考えたまじめな音楽が出来るようになるのが当面の目標だが、サックスの練習でもやっているような、音楽的無知を恥じず、感覚に従って即興部分を作るような態度も大事にするつもり。

しかし、めちゃめちゃエネルギーを使ったようで、夜はいわゆる爆睡した。今週はすごくエネルギーを使ったようである。寝る前に甘いものが食べたくなり、賞味期限切れのあずきの缶詰を見つけて、一缶食べてしまったが、これが疲労回復に効いたと思う。


  1. 2007/07/08(日) 10:32:33|
  2. サキソフォン|
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時間を下さい・・?

このところ、時間の余裕、心の余裕が無くて、ブログも書けなかった。

今年から私大で担当する講義科目が変わったので、週末にその準備をしなければならないというプレッシャーがある。ボルツマンでさえ、講義の前は、プレッシャーを感じたそうだ。そういうものでしょう。学生の中には、どんな偉物が紛れ込んでいないとも限らない。現代の物質観が、どういう成り立ち・仕組みになっているのか、その示唆する先は何か、おぼろげでも、伝えられたらと思っているのだが。

仕事の方は、長年の懸案だったことが、同僚の助力で解決しそうで、それが嬉しい。昔一度お願いしたときには、「対称性」の関係で、同僚Kさんの計算手法では難しいと言われて、それっきりになっていたのが、最近、出来ましたと言ってきた。お願いしてから、5年近く経っているのではないか。そういう世界。対称性もユニークに決定できたと思う。数学的にもこれしかないだろう。今年は、どちらかというと、自分の研究上の過渡期で、新しい場面に移るために色々と手を打っていて、すぐに成果が出る時期ではないので、こういう展開は、本当に嬉しい。思い出すたびにうれしさがこみ上げてくる。ありがたいことである。

サックスの方は、「音抜け」が進行中で、さらに音が大きく鳴りつつあるようだ。
サックスの音には、「遠鳴り」と「そば鳴り」があって、前者はレーザービームのように遠くまで拡散せずに放射される音である。後者は、そばで聞いているとうるさいが、少し離れると聞こえなくなってくる。私の師匠の流派は「遠鳴り派」であって、その鍛錬のために、師匠は皇居のお堀で練習したそうだ。皇居に音を当てると、直接音が跳ね返ってくるわけだ。散歩中の天皇陛下もさぞ御迷惑だったことでしょう。「あれ、何?」とか言ってね。私も、面白がって、数百メートル先の建物に向けて練習すると、広い公園中に音が反響する。しかし、これをやると、クレームがくる場合があるので、出来るだけ虚空に向けて音を出すように心がけている。しかし、確保できたベンチの位置が悪いと、音が反響しがちで、昨日もクレームがきて退散した。田舎でも練習場所には気を遣う。もちろんコルトレーンもソニー・ロリンズも遠鳴りである。

サックス・ケースを新調したのが、外で練習するきっかけになった。今までは買ったままのアメリカンな重厚な箱で、いわば、ブラスバンド部の部屋に楽器を置くためのものだった。駅のコインロッカーで最大サイズのものでも、入りきらないので、お茶の水の黒沢ウインズで、最近になって急遽購入した。ついでに、リードも新調。今度は、思いついて、3.0も買って、その足でレッスンに出たところ、師匠から即、3.0を採用するように指示され、以来3.0で続けている。これを使い切ったら、3.5を買ってみようと思っている。師匠が漏らした一言によると、デクスター・ゴードンは、リード固定金具をマウスピースの端ギリギリ(自由端が最大長になる方向)で使っていたそうで、私も、厚いリードとギリギリ固定法で音造りすることにしたのだ。これは今の所、すごく良い。しかし、音がでかくて、段々練習場所に困る様になる。

昨日、「セロニアス・モンク・・・ストレート・ノー・チェイサー」(クリント・イーストウッド監督)という記録映画を見ていたら、ある場面で、モンクがエリック・ドルフィーと一緒に演奏していることが、音からは明らかなのだが、バリトン・サックスの一部とドルフィーのズボンしか映らなくて、がっかりした。当時のドルフィーは無名だったのだろう。映画は話が段々ヘビーな方向へ行くので、後半で疲れて見るのを中断した。



  1. 2007/07/01(日) 12:00:38|
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